夜の訪問者。
一か月ほど前
悲しいできごとがあった日
その出来事を浄化するべく
家の外でキャンプイスに座り
夕涼みをしていた。
すると、曇っていた空は
少しづつ晴れわたり星空となった。
室内に居た夫に声をかけ
ふたりで星空をながめていると…
お向かいさんの石垣の上に
ひとすじの光がゆらいだ。
ホタルだ!!
一匹だけ迷いこんできたらしい。
私は、星空とホタルになぐさめられたのです。
その数日後
また、悲しいできごとがあった。
その夜、夫は出かけており
愚痴をこぼせずにいたところ…
ガラス窓の外でバタバタと
何やら小動物の気配。
見にいくと小鳥が何度も
ガラス窓に体あたりをしているのでした。
よく見ると、その小鳥はメジロで
私は、そのメジロに
声をかけた。
「そんなところに居ると、こまいさん(わが家の飼い猫)
に食べられてしまうよ。帰りなさい。」と
それでも、メジロは、体あたりをつづけていて
家に入ってこようとした様子で…
そうか!
このメジロは
私をなぐさめに来たのだ!!
私は
もう一度、メジロに話かけた。
「私をなぐさめに来てくれたんだね。
ありがとう。もう大丈夫。お帰り。」と
そうすると
メジロは,体あたりをやめて
やっと、その場をはなれていった。
その後、しばらくは、その悲しい出来事を
ひきづっていたが、やっと手放すことができた。
夜の訪問者たち
ありがとう。
0コメント